やっぱり粒を揃えて弾けない⁉️それならコレも試してみて✨
■ピアノで粒を揃えることの難しさ
弦楽器はひと弓で、歌なら一息で歌うと滑らかに音を鳴らせます。
鍵盤楽器は一つずつ別の指で別の音を鳴らすため、構造が全く違います😌
バラバラの指で弾く以上、完全に途切れなく滑らかに音を出すことは無理なので、音粒を揃えることで
滑らかに聞こえるように弾くわけです。
滑らかに聞こえるには…
大きさを揃えること。
均等に連続させること。
強弱は同じ位の幅でに大きくしたり小さくすること。
音と音との間隔の切間を最小限にすること。
ピアノはひとつひとつの音が物理的に繋がっていなくても、弾き方によって繋がっているように聞こえ、滑らかで粒が揃って聞こえてるんですね😆
■粒が揃わない原因
初心者の方が上手くいかない原因は、
・手指の形が悪い
・指変えがスムーズでない
・弾いた音をいつまでも押している
と分析しています。
原因は複合的ではありますが、解説します電球
①手指の形が悪い
手指のフォームを直すだけで、粒を揃えるのが80%位解決します。
自身の生徒さんが上手く弾けていない時、私はまずフォームを疑います。
②指変えがスムーズでない
結局手指の形が悪いため、弾くたびに手首が激しく動いてしまいます。
手首の振動で押すたびにタッチが変わってしまうので、細やかなコントロールが指先で出来ません。
③弾いた音をいつまでも押している
そもそも音を出す動作は、
指で『鍵盤を押して、上げる』ひとつの動作です。
意外に思われるかも知れませんが、
この上げる動作が大事なんです‼️
指変えの時にいつまでも前の音を引っ張っていると、手首が上下してしまいますショボーン
実は他にも粒が揃わない理由は色々あるのですが、
まずは手指の形を整えることが大前提。
その上で有効な練習をやりましょう✨✨
■粒揃えたいのにスタッカート練習⁉️
滑らかに弾く・粒を揃えようとして上手くいかないんだから、真逆の練習をするんです🔥
そう、あまのじゃくな練習。
①②の手指の形を整えるのは必須として、
③のように、弾き終わった音をはやく上げる練習になるのが、スタッカート練習です‼️
指を繋げよう繋げようとして、いつまでも鍵盤に指が残ってしまいます。
わざと音を短く弾いて、指が素早く隣へ隣へと移動出来る様にスタッカート練習をします。
自分で粒を揃えたいと思っても出来ないのは、
粒が揃っていない状態の弾き方が指に染み付いてしまっているせい😭😭😭
スタッカート練習をすることで、
強制的に指を上げて粒を揃えます。
この練習は染み付いたクセを直す練習なので、
たった数回、数分だけでは効果を感じられないかもしれません。
無意識レベルで出来る様になるには、
少なくとも数日、スタッカート練習を続けてみてください⭕️
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