基本の『手の形』をマスターしよう!
基本のキ、手の形❗️
ピアノを弾く時には、理想的な手の形があります✨
小さな生徒さんに手の形を説明する時、
「手を丸くする」と表現することがあります。
丸くするってどういうことでしょうか。
ただ丸くすると伝えるだけではちょっと不十分😗
色んな角度から説明しますので、
基本の『手の形』をマスターしましょう!!
お椀をひっくり返してみよう!
私は子供の頃、先生から
「お椀をひっくり返したような手の形よ!」
と教えて頂きました😋
初心に帰って、
お椀をひっくり返してみました😁😁😁
私が使っているのは子供用の茶碗です😊
お子さんでやるには
本物のお碗だと大きいと思います。
おままごとで使う小さなお椀や、ガチャガチャのカプセルがちょうど良いのではないかと思いました☝️
お椀の手のいいところ!
お椀の手のいいところは、大きく分けて3点です😌
①全ての関節が曲がっている
ピアノを弾く時は、全ての関節が出ている状態で弾きます。
人間の手は、手の平の内側に向かって自然に曲がる構造になっています。
試しに真っ直ぐ立って、手を自然に下ろしてみてください。緊張させたら指先まで真っ直ぐ伸ばしますが、力を抜いたら曲がると思います。
関節が曲がっている状態が人間にとって自然な形なんです。
②指の先が下を向いている
鍵盤に当たって欲しい場所が、きちんとその方向に向いています‼️
次の記事では
指についてもっと詳しくやりますよ👍
③手の平の筋肉を意識できる
お椀を浮かせて持とうとすると、多少力を入れなければ、持って浮かせることが出来ません。
指を動かしているのは筋肉です。
筋肉はどこについているかというと、主に指も含めて手の平全体です。
お子様は手の平に肉があって、筋肉を使って弾くのだという意識がありません。指そのものを何とかしようと考えがちです。
このお椀を浮かせて握ることで、筋肉を意識することができます✨
実際に体験することが大事!
まずはいくら口で説明しても、百聞は一見に如かず。
時にはこんなグッズを使ってみることも。
感触や違いを何度もやってみて、
頭でも考えて、
腑に落ちて、
考えなくてもできるようになって、
それが自然に出るようになって、
もうそのようにしかできないところになるまでしっかり教えます😉
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